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琴胴の形状と材質について

琴胴が丸か、六角か、八角か

  1. 主に蘇州・上海地区・華南地区の二胡は六角で、北京・東北地区の二胡は八角が使われている。どちらも全国何処でも使われてはいます。他に丸・楕円・扁六角・扁八角(幅が広い)等の二胡が1960年代以降に次々に開発されたが、現在は殆ど見られなくなりました。
  2. 音質は、一般的には、八角二胡の方が音質は硬いと言われていますが、皮や木の質、琴馬、千金などの関係もあり、一概には決められない。
  3. 音質には直接関係ありませんが、演奏家によっては、八角二胡の方が角の角度が大きく拉き易いと言います。

木質が硬木か、軟木か 

  1. 低級品を除いて、ほとんどが硬木を使っています。
    気乾比重(g/cm3)0.75以上が一般的に硬木と見られており、その中でも紫壇、黒酸枝木、紅酸枝木、烏木、老紅木等は、0.95以上で水に沈む木もあります。(気乾比重とは、同体積の水の重量との比率)
  2. 琴皮が発した音(空気振動)が琴胴内面に反射されながら、琴窓で少し溜められてから琴窓を通過して外に放射されます。私は、琴胴は共鳴・共振の働きより、音振動の吸収性の少ない硬木で如何に音(振動)を凝縮して琴胴から放射するか、と理解しています。その意味で、より硬い木が良いと思われます。(硬く重い木は共振に向かないと理解しています)しかし、振動吸収性の高い軟木・桐で琴胴を作った人の感想では、音色は柔らかく温かみがあり癒される響きだそうです。
    また紫壇のような大変硬い二胡の音色を好まない演奏家もいます。
  3. 硬木の優位性は、音の問題だけでなく「歪みが少ない」「重量感があり安定・バランスが良い」「外観が美しい」「触感が良い」なども有ります。

琴皮面積と琴胴体積

  1. 音を発生する皮の面積は、音の振動波の大きさに直接影響します。
  2. 二胡琴胴の(皮面)前口内径(対辺)は80mm、後口(琴窓)は74mm、琴胴の長さは130mmです。二胡より高音域を出す高胡は、前口が76mm、後口が68mm、長さが130mmと小さくなっています。一方低音域を出す中胡は、前口が100mm、後口が97mm、長さが150mmと一回り大きくなっています。
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弦琴胴の裏面形状

(琴窓があり、裏面は普段見られない部分)


(図ー1)


上の図を見て分かるように、皮で発せられた振動波(音)が①で絞られ、②で膨らみ、③で圧縮され、④でユックリ圧縮され、⑤で解放されます。
注)高音域を目的とした高胡には、①は有りますが、他は平坦です。

波動波の通り道である裏面壁が粗く、傷や接着剤が残っていては波動波を崩すことになります。

皮と琴胴先端との接着面の大・小(先端の厚さ)

図ー1の最上部の「先端厚2~4mm」の部分です。
この先端が音振動波を作る支点となります。

③の琴皮面積にも関係するのですが、発振点=琴馬と支点の距離が長くなると振動波は大きくなり「発音特性は柔らかく、弱く、音に張りが無い」感じに振動波なります。(佐々木ヴァイオリン製作工房HPより)
   

支点面積が大きいと同様に発音特性は柔らかく、弱く、音に張りが無くなります。そのため、厚い高級皮は、発音特性を高めるために支点を薄く1~2mm程にし、薄い皮は振動性が良く、カン高い音質になるため支点の板幅を厚くして発音特性を抑えています。

上海・蘇州六角二胡と北京八角二胡の違い

六角二胡の特徴は、内面の形状です。北京八角の内面が円形で殆どストレートなのに対し、上海六角二胡は、上記図の部分が大きくえぐれています。

琴胴外面の真中が凹んで板厚が薄くなっているのは共通で、共鳴性を高めるためです。

六角二胡が哀愁のこもった音色に対し、八角二胡が澄んだ明るい音色は、この琴胴内面の形状と琴窓に大きな要因があるようです。

 

 

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