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二胡の逸話―独弦演奏編

 

北宋熙宁年間(西暦1068年~1077年)、時の皇帝神宗がある時大きな宴会を催しました。酒盛りが繰り返され、宴たけなわ、あちらこちらで家臣達が神宗の徳を称え、賞賛していた。神宗は、それを聞きながら大変ご満悦であった。

 
神宗(1067年-1085年在位)

そして、神宗は、宴を更に盛り上げようと、奚琴(二胡の原形で弓は竹片を用いていた)の名手徐衍を呼び、演奏をせよと命じた。間もなく、徐衍が奚琴を携えて参上し、調弦をしてから演奏が始まった。その艶やかで優美な音色に居並ぶ家臣たちは、陶酔していた。

その時, “ベン”という低い音と同時に二弦ある奚琴の一弦が切れ、近くにいた他の楽師は、飛び上がらんばかりに驚いた。なぜなら、演奏中の断弦は、特にこのような皇帝を迎えての宴会では、大変不吉なことだからです。幸いに皇帝はじめ家臣たちは、“ベン”の音が何であるか分からず、徐衍は顔色も変えず、平然と残りの一弦で演奏を続けた。まさに徐衍の高い演奏技術と臨機応変によって難を乗越えることができ、楽師一同は、徐衍の機智・気転に富んだ沈着冷静さを賞賛した。

これは、徐衍にとっても初めての経験であったが、これ以後、“一弦奚琴”の演奏スタイルを確立することとなった。近代における名二胡演奏家であり作曲家でもある劉天華は、この逸話から一弦演奏曲“独弦操”を作曲したことは有名な話です。

(中国歴代音楽故事百篇、人民音楽出版社より)





 

 

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