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琴皮について

 



野生か養殖か

  1. 運動量の多いい野生の皮の方が張力もあり音質も良いと言われています。しかし、一方 皮に傷や傷による変形鱗も多いい。
  2. 野生のニシキヘビは、ワシントン条約で保護動物に指定されており捕獲は禁止されている。現在入手できる皮は、建前上は全て養殖蛇皮のはずですが、中国では闇で野生ニシキヘビの皮が取引されていると聞きます。(養殖蛇は、輸出国の許可証と日本での届出があれば輸入は可能)
  3. 学名は、BOIDAE。熱帯・亜熱帯地区で生息している大型ヘビで、中国名は「蟒蛇」(日本ではウワバミと呼ばわれている)。全世界で、20属約60種類が生息しています。主にベトナム、タイで養殖が盛んで、ベトナムでは、会社のみならず一般農家も人口養殖を行っており、ベトナムの大切な輸出産業の一つとなっています。蛇は生き餌しか食べず、養殖者は、田ネズミや鶏を一緒に養殖しています。蛇は約2年半で成蛇となり、交尾後50日で50~60個を産卵、約50日で孵化する。3年ほどで体重13kg程になり輸出が開始されるが、高級皮は、胴の直径20cm以上、体重40kg以上で、鱗の大きい蛇皮が靴・皮革製品の本場イタリア初め中国・日本に輸出されています。

雌か雄か

  1. 本質的には、差は無いが、産卵後の体力消耗や、産卵時の胴・腹の膨張は皮の張力を求める二胡用の皮としては、好ましくない。二胡楽器上の皮は、雄雌の判断は出来ないが、雌の場合、原皮においては背鱗に対し腹鱗は3倍ほどの大きさで、雄の場合はそれ程の差はならない。

蛇の年齢

  1. 3歳より5歳、5歳より10歳の方が皮が厚く良いと言われています。
  2. 野生と養殖との違いもあり、個々に判断しざるを得ません。

皮の部位と皮の厚さ

  1. 蛇の移動(蛇行)には、胴腹の後方尾を多く使うため、胴中心から肛門(後足痕跡付近)までの皮が良い。中でも肛門から30cm~70cmの部位が最高とされています。(これも個体差があるが)
  2. この部分の背皮が一番厚く、鱗も大きく並びも良く、一番高級とされています。
    (年齢の若い蛇は、全体的に皮の厚さは薄く、グレードとしては低くなる)
  3. 使用部分は、背の中心線を挟んだ両サイドで、それより腹の部分は鱗は大きくなるが、低級品にしか使われない。
  4. 胴首方向半分以上や腹の部分は、皮が薄くなると共に柔らかく弱くなる。併せて、鱗と鱗の間に隙間が出てくる。良い鱗は、四角形に近くなり、鱗の角が重なり合う。

皮としての経過年月

  1. ヴァイオリンと二胡の根本的な違いは、音を生む発振材が木板(植物)に対し二胡が動物の皮であることです。木材は、時間と共に含水率が下がり、セルロースが結晶化して楽器として好ましい方向に向かうが、動物の皮(ナメシ加工をしていない乾燥したままの皮)は、老化
    は避けられない現象です。皮として張力・振動が豊かな時期は、「二胡を良く拉き、手入れを良くすると2年から5年後がピーク」とのプロの感想です。確かに15年以上経っている二胡を持っているが、高音域(外弦の)で音の伸びが無くなっている。そのため弦も強く張ようになります。

蛇鱗の形状と並び具合

  1. 部位と皮の厚さ」と密接な関係にあります。
  2. 胴の前半分(首に近い部分)の鱗や腹の部分は、鱗同士が離れています。皮も薄く柔らかい。
  3. 傷跡の皮は、皮が薄く鱗が変形しているケースが多々あります。
  4. 皮張りの時に注意するのは、鱗の並びが 棹方向(前後)に平行であることです。つまり皮の張られている力が前後左右均一であるか否かの問題で、偏りがあると正確な音階が出なくなります。(むろん皮外観の美しさもあります)


琴皮について(追加)

二胡に使われる蛇皮は、基本的に5年以上の皮が厚く、蛇鱗の大きなものが良しとされています。

  • しかし、一般の愛好家に最も適しているのは、年齢が6年~7年で蛇鱗の大きさ(対辺)が6mm~6.5mm程と思われます。
  • 蛇鱗が7mm以上(年齢8年以上)になると、製作当初は発生音が鈍く、粗く、弓を拉くのに力が入ってしまいます(疲れる)。
  • 且つ、琴皮が練れて澄んだ響になるのに毎日練習しても1.5年~2年ほど掛かると云われています。(ゴルフに例えれば、クラブシャフトの硬さが「」で、ヘッドスピードの速い上級者用、ショットに力が入てしまう)
  • 逆に、初心者には、薄い琴皮(鱗対辺が6mm前後)(年齢4年~5年)の方が、初めから弓の拉く力が小さくても発音し、練習し易いと思われます。(反対に、弓の拉く力を養うためには、中胡など低音で重い楽器で練習すると良い)

二胡よりも高音部を担う高胡、申胡に使われる琴皮は、二胡よりも若く、薄く、蛇鱗の小さいものが使われる。

  • 申胡は、年齢3~4年の蛇皮を使用。
  • 高胡は、年齢2~3年の蛇皮を使用。

    )年齢6年~7年の蛇でも、上半身の皮は薄くなり、蛇鱗も小さくなるが、
      鱗の密度が粗くなり、鱗と鱗の間隔が出来て申胡、高胡には適さない。

    )二胡、高胡、申胡など楽器に使われる蛇皮は、蛇の背筋中心部であり、腹部・首部
       は使用しない。




 

 

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