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申胡製作-琴筒編

 

2種類製作:①竹筒、②竹+黒檀
初めに:孟宗竹を琴筒とした「申胡」を製作します。
二胡と違い、琴筒が丸いので木工旋盤で加工します。同じく琴筒の丸い「高胡」も同様の加工となります。

材料:
外径が90mm以上の孟宗竹(中国名:孟竹)で6ヶ月以上乾燥させた竹を使用。

(紐に通して吊るして乾燥)
(左が一体筒用、右が木との2体用)
材料寸法:

 

粗加工:
加工冶具に合わせて、粗加工

 

外径を整える
88mm~89mm

長さ:
90mm(2体用)
130mm(1体用)

旋盤加工冶具と粗加工:

(切断加工)
(表面皮むき加工)
   
内面と接合部加工:  
(琴筒を中にはめ込む・内径:92→90mm)
(縦方向から内面・縁を加工)
   


(内面加工・この後紙ヤスリで仕上げ)
木琴筒部の接合部加工:  
   
(木部と内面加工ホルダー冶具) 
  (外径の小さい側=接合部を外に出し加工)

(接合部を加工) 

 (竹部と合わせながら加工)

接合部加工完了
 

外面加工:
竹部と木部を接着材で接合した後に外面加工。

(A)木部の内面と端部を整える。 

 
 
(B)冶具を交換して、木部端面から130mmの竹部を切断する。

 
(顧勇ヱ 旋盤技師 70歳)
 

(外面加工の冶具)冶具を差込んで琴筒外面を加工する。


(手製の切削工具)

 

注1
外面加工時に材料欠陥(ひび割れ、欠け等)ある場合は、補修しながら加工を進める。
切削加工後、紙ヤスリで内面・外面ともに仕上げる。           

注2
申胡の琴筒の寸法規定はなく、顧客の要望や材料によって異なる。
皮面部が大きければ筒の長さも長くなる。
皮面が85mm径であれば筒長さは130mm程、皮面が80mmの場合 筒長さは125mmほどと短くなる。


竹・木接合申胡筒(胴):

竹一体申胡筒寸法

一体竹材申胡の琴筒の裏形状:

竹+黒檀材申胡の表・裏形状(ラッパ型申胡):  
   

竹・黒檀二体申胡には、黒檀部に白線をはめ込む:

(ナイロン製の帯び0.8mmX4mmを 溝にはめ込むみ、出っ張りを削り平らにする)  
   

琴筒の棹を通す穴あけ加工:

  1. 上面から37.5mmの場所に、前面15mm丸、 後面11mm丸の穴をドリルで開ける。
  2. その後、前面は、西洋梨型の焼き小手で、後面は11mm角の焼き小手で 成形する。
  3. 細いヤスリで棹と合わせながら、穴を広げていく。

    注)棹と穴とに隙間が出来ないように少しずつ加工する。 棹と筒の面とが平行になるように調整しながら加工する。

 

琴筒部の皮が張付く部分の加工:

皮の接着性を良くするため、接着部 をヤスリで粗く加工する。 

   

上面から14mmまでヤスリで面を粗くし、エッジ部にRをつける。

 

上面から14mm幅で粗ヤスリで表面を荒くし、皮の接着性を良くする。
上面先端は、2mm厚程で平らにする。
(申胡は、中厚の皮を張るため、筒上面先端厚は2mm程で良い)

 

皮貼り付け:

 


先端の1/3に接着剤を塗る。多く塗って筒の内面に接着剤が
はみ出てはいけない。(振動皮面に接着剤が付いてしまう)

 


再度、水に2時間程浸けて皮を柔らかくし、小手でしごいて更に柔らかくする。
棹方向に皮の前後(頭・尾方向)と中心(背筋)を合わせる。

 


二胡と同様に縄を張ってから、縄の間に小棒を差込、棒を回転しながら
絞め上げて行く。通常3回転ほどで、絞め具合の緩いところを更に
締め上げて行き、皮の張り具合を指で弾いて確認する。



この状態で、1週間陰干す。
注)申胡は二胡に比べ 薄い皮を張る ため、木綿糸での 皮の上からの絞め巻きは不要。



皮面より15mmに線引きし、切り揃える。



付着した接着材を綺麗に削り取る。

包角の貼り付け:
厚さ:0.8mm、 巾:15mm、長さ:90mmのセルロイド製 のシートを貼り付ける。
(弓弦と筒の接する部分に)

 



皮面より少し下面で揃える。 
 

ゴム輪で接着を補助する。
   

仕上げ:

   
  • №240、№400のサンド紙で磨いた後、光沢用透明ペイントを 吹き付ける。(竹の地肌の粗さを埋めるため)
  • 透明ペイントを塗った後、更に№400のサンド紙で奇麗に竹目に そってぺイントを取り除く。
  • 赤砥のバフ研磨を行い、その後、無色のツイヤ出しバフ研磨で仕上げる。



 

 

 
 
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