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二胡の製作ー琴托


琴托の製作方法には、2種類あり、①は3枚の板を貼り合わせて加工、②は1枚の厚板からの削りだし加工です。 琴筒の背当の役割と演奏家の腿(もも)に二胡を安定させるための役割もある。二胡の種類により形状・大きさが異なる。 使われる木は、原則として琴胴・棹と同じ種類・色合いの材料を使う。 敢えて色合いの違う木や材質を使う場合もある。 最近は、射出成形品(プラスチック)も普及品には使われている。


3枚板貼り合わせ 木削りだし 内側 製品と材料

① 二胡(六角)の琴托: (3枚板製作)

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注)  演奏時の二胡を安定させるため、バランスを良くする為に、琴托を重くする。紫檀など硬く重い材質の場合は必要ない時もあるが、 軽い木材を使ったり演奏家の好みによって、琴托に鉛を流し込みバランスを調整する。 その昔は、琴托は使われていなかったが、近世になって使われるようになった。(擦二弦楽器で琴托の無いものも沢山ある)




② 二胡の種類別琴托形状と寸法:


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六角二胡、琴托素材寸法(3枚板合わせ


加工工程 (3枚板貼り合わせ琴托)

① 3枚の材料取り
② 接着面の60度角度と平坦度だし(ムカデ鉋)
③ ニカワで貼りあわせ
④ 外側120度の角を丸くする(鉋盤)
⑤ 外側の真中くびれ加工(鉋盤)
⑥ 穴あけ・凹加工(木工ボール盤)
⑦ 重石用穴あけと重石鋳入
⑧ 表面仕上げ

六角二胡、琴托素材寸法(1木厚板加工): 
紫檀など高級二胡に使われる彫り出し琴托。正に手作り品。


加工工程

① 材料取り、厚さ35mm X 巾82mm X 長さ140
② 形紙で材料に琴托の内面寸法を書く
③ ノミで内面を削り出す
④ 相方になる琴胴を合わせながら削り出す
⑤ 外側の真中くびれ加工(鉋盤)
⑥ 穴あけ・凹加工(木工ボール盤)
⑦ 重石用穴あけと重石鋳入
⑧ 表面仕上げ

注ー1 ノミによる中ぐり加工は、熟練を要する仕事。琴胴の外面形状は個々に多少異なるため、琴胴を合わせながら凹凸を削っていく。一木琴托は、 材料も大きくなり紫檀など高級材料では、価格も高くなる。
注ー2 琴宅のサイズ・形状、弦止めの位置とサイズ、ネジ穴の位置・サイズ、などメーカーにより異なります。 また、上海・蘇州など華東地区のメーカーと北京など東北地区(主に八角二胡)のメーカーでも異なります。 (上記は、上海で製作しているサイズ・形状を基にしています)
注ー3 重石をはめ込む位置・サイズ・量(重さ)は、メーカー・顧客の要望により異なります。
注ー4  <3枚板合せ>注意すべき点は、①3枚の木の色合いと木目の流れを合わせる、②真ん中に入る木の60度の角度と 量端面の平坦度を出すこと。 端面に濡r雑巾で拭いてから立鉋(小型ムカデ鉋)で表面を削ると、凸の部分が削れ 凹の部分は濡れたままで残る。それを確認しながら、且つ60度の角度を確認しながら量端面を削る。
  端面の平坦度が出ていないと、2枚の端面同士を合せて擦(こ)ると、平坦度がでていないと間に空間があり簡単にすべるが、 平坦度が出ていると板面全てが密着しているため、簡単に擦ることが出来ない。
 熟練者になると1個の立鉋がけも数分でこなすことができる。
  この平坦度と60度の角度が出来ていないと、ニカワで貼り付けた後、表面を削り仕上げ研磨をした時、繋ぎ目が 見えてしまう。



 
余話1 
琴托の真中の窪みは、腿に二胡を乗せた 時に、二胡を安定させるためであるが、 琴の面と平行に窪みがあるため、腿の角度 によっては、二胡の面が体正面に対し直角 なってしまう。弓は体正面に対し平行に 移動するため、弓が内弦を拉く時に棹に 大きく当ってしまう。


弓と二胡面との角度は60~70度が適正で あり、
琴托の腿当て窪みも角度も60~70度斜めにする
方が良いのではないか。特に初心者には。


 余話2 
約30年前までは、琴托の窪みは斜めであったそうですが、機械加工が一般化することで、現在のような形状に画一化されてようです。慣れれば、窪みに関係なく拉くことは、出来ますが。


 

 

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